伊南氏の担当するリモート運営管理業務には、設備関連などのハード面の対応だけでなく、テナント・オーナーへの対応など、様々な業務が含まれる。対象物件が駅施設であるため、「電車の安全な運行」が最優先。施設の運営には、様々な制約があり、施設管理の知識だけでなく、鉄道に関する知識も求められる。
伊南氏によると「多岐にわたり、かつ難易度の高い業務であるが、常に対応の早さを意識して業務にあたっている。トラブルが発生しているという事は、誰かが困っているという事であり、できるだけ早く解決する事が大事」とのこと。
普段から顧客や社内とのコミュニケーションをしっかりと取っているため、問題が発生した際にも「顧客の要望を正確に把握」し、「すぐに連携を取って対応する」事ができる。
問題を解決するためには、正確な情報伝達が必要不可欠となるが、顧客の要望を「正しく聞き」、作業員に「正しく伝える」ことに長けた伊南氏は、顧客や同僚から厚い信頼を寄せられている。
仕事のポリシーは「投げ出さない、やると決めたらやりきる」事。
「駅の空間を快適にして、駅から街を元気にしていきたい」と伊南氏は語る。