研修センターでは、職種別研修がメインとなって行われ、法令に基づく技術研修と、各事業部門で年次ごとに要求されるスキルアップ研修が展開されています。研修内容は知識習得のための机上研修とともに、実際の設備機器に直に触れての技能研修が大きな柱となっています。そのために研修センター自体、「建物全体が研修材料」というコンセプトで建設され、エレベーターや消火設備、トイレ、植栽、太陽光パネル等々の設備が研修材料となっているなど、研修センター全体に研修目的用の工夫が施されています。各フロアに配備されている訓練用設備も、実際のビル設備と同様の設備が、内部まで目視できるような特別仕様の設備として設置され、実際の現場でも体験しにくい内容を、研修センターでは確認できるなど、技術向上に高い効果をあげています。
研修室では知識習得のための講義のほか、ビル管理業務に必要な各種資格試験の受験対策の講座も開かれます。